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プログラム概要

一橋ICSのDBAプログラムでは、学術世界と実践をつなぐ「ひとつの架け橋」となる人材を育成します。学生は、自身の実務経験から得た知見を、本プログラムで学ぶ新しい経営理論や概念、方法論と結び付け、経営学の最先端における独創的な研究を行うことができます。

DBA論文とは、理論的に整合性のとれた仮説を、社会科学的な方法論によって収集・分析されたデータを使って検証するものです。客観的な証拠を提示して提示仮説と対立仮説を比較検討するという点で、DBA論文は、裏付けのない推測や主観に基づく意見を述べているだけであることが多い一般的な経営書とは本質的に異なります。そのため、DBA論文の執筆においては、仮説構築の際の理論的整合性や実務的応用可能性に加え、仮説検証の際の厳密性が問われます。

学生の主体性を尊重

一橋ICSのDBAプログラムでは、学生一人ひとりの主体性を尊重しています。学生は、教員の監督の下、3年間で研究プロジェクトを企画・遂行し、博士論文へと発展させ、完成させることが求められます。さらに、博士論文を土台にした学術誌への論文投稿や、書籍出版を目指すことが期待されます。
学生は、入学1年目には、研究方法論(リサーチ・メソドロジー)や研究デザイン論(リサーチ・ポジショニング)のコースを履修しなければなりません。また、指導教員とコースの担当教員の承認があれば、MBAコースを聴講することもできます。
具体的に博士論文プロジェクトを進めるにあたっては、以下のようなステップを踏まなくてはいけません。
a )2年目の3月末までに、リサーチセミナーで研究発表を行い、
b )指導教員他2名の計3名の教員から成る論文審査委員会に承認を受け、
c )論文完成時に、同委員会による口頭試験(Thesis Defense)に合格する必要があります。
学生には、指導教員をはじめ一橋ICSの教員の研究助手(RA)や、教育助手(TA)を務めたり、共同研究を行ったりする機会もあります。
DBAプログラムは原則として定時制(Part Time)ですので、学生は、DBAの取得に取り組みながら、常勤の仕事をそのまま続けることができます。一方、文部科学省や学術振興会から奨学金を受けている学生は、論文指導教員と相談の上、仕事を辞めてフルタイムのコミットをすることも可能です。ただし、現在のところ、一橋ICSにはDBA向けの奨学制度はないため、奨学金を希望する学生は、自ら外部の奨学制度に応募する必要があります。

このように、少数精鋭の当DBAプログラムは、博士論文指導を軸とした個別指導スタイルのプログラムであり、履修できるコースの数はごく限られ、他の学生や教員との交流も比較的少なく、学生の主体的な活動により重点が置かれています。こうした点で、豊富なコースと学生相互のインタラクティブな交流による相乗効果に立脚したMBAプログラムとは質的に異なるものです。
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