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企業の皆さまへ

一橋ICSのMBAプログラムは「アジアを中心としたグローバル・ビジネスの縮図」

一橋ICSは日本にあるビジネススクールとして、日本と日本企業のグローバル化をリードする経営人材の輩出拠点となることを意図してMBAプログラムを実施しています。

一橋ICSのMBAはフルタイム(全日制)のプログラムです。講義はすべて英語。学生数は1学年60人程度と小さなスクールですが、約8割の学生が外国人。ファカルティ(教授陣)も日本人だけでなく、出身地はアメリカやヨーロッパ、中国と多様です。日本にありながらインターナショナルな学習環境を実現しています。

学生は20以上の国々から集まっています。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアといった「欧米」の出身者は少数派で、この数年は全体の半分以上が、中国、韓国、台湾、オーストラリア、シンガポール、インド、ベトナム、マレーシア、ミャンマーといった広い意味でのアジアからの学生です。平均年齢は30歳、平均して7年程度の実務経験をもっています。35%ほどが女性です。

カリキュラムにある講義科目をみると、Corporate Finance、Accounting、Marketing、Organizational Behavior, Leadership…といった、いわゆる「MBAで勉強する科目」が並んでいます。ここまでだと、「英語」で「専門的なビジネス知識」を学ぶという意見において、スキル教育を目的としているように見えるかもしれません。
もちろんMBAプログラムは、ひとつにはスキルの習得を目的にしています。こうした一連の科目で学ぶスキルは、グローバル化したビジネスの共通言語なので、必須の知識です。

しかし、一橋ICSのMBAプログラムの真の効果は「グローバルな経営センス」を磨くことにあります。一見スキルに焦点を当てているように見えるそれぞれの講義科目は「乗り物」に過ぎません。グローバルな経営センスを磨く機会と場を提供する。ここに一橋ICSのMBAプログラムの一義的な目的があります。

スキルだけであれば、極端に言えば優れた教科書を読めば、かなりの程度までマスターできるでしょう。仕事を中断して、フルタイムのコミットメントを必要とするビジネススクールにわざわざ来る強い理由はないわけです。専門分野の知識なりスキルのトレーニングを超えて、ビジネスについての、その人に固有の「ものの見方」や「構え」を確立するということに一橋ICSのMBAの本当の目的があります。そのためにもっとも大切になるのは、自分と異なるものの見方をする他者との議論、対話です。学生は教室での講義はもちろん、教室の外でもスタディ・グループや特定の課題についてのグループ・プロジェクトで共通の問題(たとえば競争戦略)について繰り返し議論を重ねることになります。

さまざまな異なる視点をもった人々と繰り返し対話を積み重ねることによって、自分のものの見方が相対化される。グローバルな文脈で相対化することによって、ビジネスに対する自分自身の視点なり構えが初めて明確に意識される。さらには、さまざまな自分と異なるものの見方にさらされることによって、それまでの自分を乗り越える理解が切り拓かれる。「センスを磨く」というのはそういうことです。

一橋ICSがフルタイムのMBAにこだわる理由もそこにあります。夜間のプログラムは仕事と両立できるため効率的ですが、スキルの先にあるセンスを磨くためには、徹底的にフェイス・トゥー・フェイスで時間と空間を共有することが欠かせません。

相対的に小規模なのにも理由があります。クラスでケースを使ったディスカッションをするにしても、規模が相対的に小さければ、表面的な発言内容だけでなく、その裏にあるその人のものの考え方まで分かったうえで議論ができます。

小規模であることの利点は他にもあります。一つはクラスのメンバーが継続的に固定されるということです。ICSでは全員が同じ教室で講義を受け、継続的に討議を重ねます。メンバーが固定されているので、それぞれの学生がどういうバックグラウンドでどういう考え方をもっているのか、深いレベルで理解できます。対話を通じて自分のセンスに気づき、センスを磨くためにはお互いに「顔が見える場」が不可欠なのです。

自分と異なる視野と視点をもつ人々との深く継続的な対話。それによる自分に固有のセンスの発見と錬成の場。こうした一橋ICSの意図からして、すべて英語で講義をするインターナショナル・スクールを選択したのは自然な成り行きでした。単純に語学力やコミュニケーション・スキルを身に着けるということが目的ではありません。

グローバルな経営センスを磨くための場をつくるためには、教室や学生のコミュニティそのものがグローバルでなければなりません。いろいろな国からきた、バックグラウンドや経験や視点や思考様式が異なる人々と日常的に真剣に対話する場に放り込まれれば、いやでも自分の視点の限界が浮き彫りになるし、グローバルなビジネスへの構えが生まれます。

センスの習得に教科書はありません。グローバルな経営センスを磨くための王道は、実際にグローバルな文脈で経営をしてみて、実体験を重ねていくしかないのです。

一橋ICSのMBAプログラムは、アジアを中心としたグローバルなビジネス環境の縮図ともいえる「場」を提供するものです。「グローバルな経営センスの道場」とでもいうべき内容になっていると自負しています。

グローバルな経営人材はこれからの日本企業の経営にとって決定的に重要で、しかも希少な資源です。一橋ICSのMBAプログラムが創る「グローバル・ビジネスの縮図」に、御社のグローバル化を担う人材を派遣していただくことを願っております。企業からのMBA派遣に関しては、日本企業の人事部の方々向けのオープンキャンパスも開催していますので、そちらもぜひご覧ください。(オープンキャンパス開催は、本ウェブサイトのニュースにてお知らせいたします。)
詳細については、下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
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また、一橋ICSの学生の採用、インターンの受け入れ、企業説明会の開催をご検討いただいている企業様につきましては、以下のキャリア・サービスお問い合わせ先までご連絡ください。
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